痴呆は、物忘れがひどくなるなどの知能に障害をもたらす病気です。
痴呆が進行すると最後には寝たきりになりますが、それまでは体が言うことをきくので、他の病気や障害とは介護の仕方が大きく異なります。
軽度の痴呆は、同じことを繰り返し言う、置き忘れが多いという程度で一見ただの老化による物忘れのように見えます。
この状態では火の元に注意するなどの見守りが中心となる介護になります。
中程度の痴呆では、温度変化に合わせた服装ができない、服の裏表を逆に着てしまう、徘徊などの障害も見られるようになります。
この状態では家族だけでの見守りは困難になるでしょうから、ホームヘルパーが必要になってきます。
高度の痴呆では、身内の顔が分からない、トイレの場所が分からないなど全面的な介護が必要になり、ホームヘルパーはもちろん、
デイケアで痴呆専用の機能訓練を受けたりします。この状態では自宅での介護が非常に難しくなります。
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