手を貸すのはほんの少しです。力まかせに座らせたり、起こしたりするのは厳禁です。
できるかぎり要介護者本人の自力でできるように「補助」しましょう。
1.寝たまま身体の位置をずらす
椅子はベッド脇に固定しておく。介護者は手を添えて起き上がりやすい位置を確保します。
2.片ひじ立ち
介護者は肩の後ろに手を回し、身体を横向きにします。ひじをつかせて片ひじ立ちの姿勢を整えます。
3.ベッドに座る
介護者は要介護者と向かい合い、両手を要介護者の肩に添え、しっかり支えながら身体を起こします。
4.椅子のバーを握る
介護者は要介護者のズボン(ベルト)をもつ。要介護者に椅子のバーを握ってもらう。
5.立ち上がる
介護者は要介護者のベルトを軽く上に引き上げるように立ち上がりの介助をする。膝がきちんと伸びるまで行います。
6.椅子への移乗
介護者は腰を支えたまま、転倒に気をつけて椅子に移乗させます。
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