なるべく身体を密着させて、一つ一つの動作をすばやく行います。
このときなるべく声をかけて介助することが大切です。
1.寝たまま身体の位置をずらす
ベッドの端に身体を移動させます。
2.足を曲げて、手を入れる
首の下と膝のしたに腕を差し入れる
3.素早く座らせる
なるべく素早くくるりと回転させる要領で半身を起こしながら、足をベッドの下におろします。力のない介護者は、ベッドの上に片膝をのせて、自分のおへそを相手の身体に近づけると、楽にできます。
4.半身を起こしたら、しっかり支える
身体を密着させ、ふらふらしないようにします。
5.立ち上がりの準備(1)
要介護者と向かい合い、要介護者のつま先に重なるぐらいの位置にたちます。
介護者の両膝で要介護者の膝を挟み込みます。
6.立ち上がりの準備(2)
腰を痛めないように背筋をまっすぐにします。両手を先から差し入れて抱え込んでから少しおじぎをさせるようにします。
7.一緒に立ち上がる
一緒にたちあがるときには、なるべく背筋をまっすぐにしましょう。
8.椅子への乗り移り
介護者が膝を曲げ、回転するように椅子に深く座らせます。椅子は移乗しやすい場所に固定しておきます。
介護、介護保険の情報サイトは、介護用品や介護施設、在宅介護、訪問介護、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどについて掲載します。介護の不安を解消するためにお役立てください。
介護、介護保険の情報サイトは、介護に関する情報を掲載しています。
© 2005 介護、介護保険の情報サイト all rights reserved.